桃田賢斗が退院「1日も早く元気なプレーを」事故後、初コメント 身体面には異常なし
マレーシアで交通事故にあったバドミントンの桃田賢斗(25)について、所属のNTT東日本は17日、「身体面に異常なし」として17日に退院すると発表した。桃田は15日に帰国後、NTT東日本関東病院で精密検査を受けていた。桃田は「心身の回復に努め1日も早く元気なプレーをおみせし、支えて下さっているみなさまに恩返しをしていきたいと考えています」などのコメントを発表した。
桃田はマレーシアで交通事故に遭い、現地で入院。15日に帰国し、そのまま病院で精密検査を受けていたという。所属会社によると、検査の結果は「身体面に異常なし」。このまま退院し、しばらくは静養するという。また競技、練習などの復帰スケジュールについては現時点では未定とした。
桃田は会社を通じコメントを発表。「応援いただいているファンの皆さま、マレーシア政府や日本バドミントン協会はじめとした関係者のみなさま、この度はご心配をおかけしましたが、幸いにも日本帰国後の精密検査でも異常が見当たらず本日退院することになりました。事故後、多くのご支援をいただき本当にありがとうございました」と感謝した。
また亡くなったドライバーに対しても「改めまして、今回の事故で亡くなられた運転手の方のご冥福をお祈り致します」とし、「当面は静養することになりますが、心身の回復に努め、1日も早く元気なプレーをお見せし、支えて下さっているみなさまに恩返しをしていきたいと考えています。今後とも応援いただけると幸いです」とし、直筆のサインをつけた。
桃田は13日にマレーシア・クアラルンプールの高速道路で交通事故に巻き込まれ、顎や眉間の裂傷、全身打撲のケガを負った。現地で入院となったがMRIは受けておらず、帰国してから精密検査を受けるとしていた。