大坂なおみ「全米よりリラックス」泰然自若の精神で全豪オープンへ
テニスの四大大会第1戦、全豪オープンは20日、メルボルンで開幕する。女子シングルスで2連覇を目指す大坂なおみ(22)=日清食品=が18日、記者会見し「昨年の全米オープンに比べればリラックスできている。多くのことを経験し、自分の気持ちをコントロールできるようになった」と泰然自若の心境を口にした。
四大大会に前年覇者として臨むのは昨年の全米に続いて2度目。「昨年は若く、目標は勝つことだけだった。今は勝利の意味を理解し、1試合ずつの勝ちに感謝している」と精神的な成長を自覚している。18日の練習では新コーチのウィム・フィセッテ氏が見守る中、調子が良さそうで力強い動きを見せた。
第3シードの大坂は20日、センターコートの第1試合で世界ランキング59位のマリエ・ブズコバ(チェコ)と初対戦する。「1回戦で負ければ(世界ランクが)トップ10から落ちるかもしれないが、自分を信じているし、ベストなプレーができれば負けない」と自信をのぞかせた。