フェアリージャパン 過酷なロシアの新体操描いた映画に衝撃「まだ心臓がドキドキ」
昨年世界選手権団体で44年ぶりの銀メダルを獲得した新体操日本代表「フェアリージャパン」が19日、都内で行われた映画「オーバー・ザ・リミット 新体操の女王マムーンの軌跡」の試写会後、トークショーを行った。
映画はリオ五輪個人総合金メダリストのマムーン(ロシア)の金メダル獲得までを追ったドキュメンタリー。作中にはコーチ陣からの生々しく激しい指導風景もあり、杉本早裕吏主将は「ずっと体に力が入ったまま見ていた。マムーン選手の美しい演技の裏にこんな壮絶な戦いがあったとは・・・」と目を丸くし、熨斗谷さくらは「まだ心臓がドキドキしてる。衝撃的」と、胸を押さえた。山崎浩子強化本部長も「今の日本ではちょっと難しい指導方法かな」と、苦笑いで話した。
東京五輪で五輪5連覇中のロシアに挑む選手たち。杉本主将は「東京五輪でやりきれるように、日々の練習からやりきって、本番を迎えたい」と、意気込みを語った。