バスケ女子日本代表・大崎佑圭 ママでも五輪目指す「見逃すことはできないと思った」
バスケットボール女子日本代表が22日、2月6~9日にベルギーで行われる五輪予選(開催国枠での五輪出場は決定済み)へ向けた候補合宿を公開した。18年12月に第1子を出産したリオ五輪代表の大崎佑圭(ゆか、29)=日本協会=は「何もチャレンジしないで(東京五輪を)見逃すことはできないと思った」と、優勝した17年アジアカップ以来の代表候補に復帰した。
長女・永稀(えま)ちゃんの出産後は「引退」の言葉こそ使わなかったが、競技から離れて育児に専念。昨夏から徐々に復帰への思いが芽生え、当時0歳の子供を預けながら体を動かし、昨年末から急ピッチで今合宿へ仕上げてきたという。今合宿はトライアウトの位置づけだが「前例がないからこそ、成功でも失敗でも、やってみる価値があると思った」。選手として、母として、全力で挑む。