照ノ富士が十両優勝に王手 無傷の12連勝でトップ独走
「大相撲初場所・12日目」(23日、両国国技館)
元大関で10場所ぶりに十両復帰した照ノ富士(28)=伊勢ケ浜=が十両でただ1人、無傷12連勝に伸ばし、トップ独走。2敗で1人追っていた大翔鵬(追手風)を直接対決で退け、3差を付け、十両優勝に王手をかけた。
13日目に照ノ富士が勝てば13年秋場所以来、2度目の十両優勝となる。3敗の大翔鵬が敗れても照ノ富士の優勝が決まる。
照ノ富士は大関を14場所務め、優勝も経験しながら両膝負傷に加え、糖尿病なども重なり、序二段まで降下。昨年春場所で5場所ぶりに土俵に戻った。先場所、復帰5場所目で幕下全勝優勝を果たし、元大関で初となる関取再昇進を果たした。