瀬戸「自己ベストを」大橋「試すレースをする」24日から北島康介杯
24日に開幕する競泳の北島康介杯(東京辰巳国際水泳場)へ向けた公式会見が23日、同会場で行われ、瀬戸大也(25)=ANA、大橋悠依(24)=イトマン東進、渡辺一平(22)=トヨタ自動車、中村克(25)=イトマン東進=が出席した。
400メートル個人メドレーと100メートルバタフライに出場予定の瀬戸は「400メートル個人メドレーは(4月の)選考会へ向けて、自己ベストを目指して泳ぎたい」と意気込み。24日で東京五輪開幕までちょうど半年前となることから「五輪は待ってくれない。今やれるべきことをしっかりとやれれば」と語った。
また、400メートル個人メドレーに注力したいと掲げた女子のエース大橋は「最後100はどれだけばててもいいので、300までどれくらいで入れるか、試すレースをしたい」と挑戦の泳ぎを誓った。
北島康介杯は、04年アテネ、08年北京五輪で連覇を果たした北島康介氏の功績をたたえて創設され、今回が6大会目。北島氏は「今年は東京五輪が行われるということで、選手も非常に高いレベルでレースをしてくれるのを楽しみにしている。強化の一環、競技能力向上のために役立ててほしいし、けがないよう、今の力を試し、夏に備えてほしい」とエールを送った。