大橋悠依 キャップ破れる珍事に苦笑い「今後、気をつけようかな」
「競泳・北島康介杯」(24日、東京辰巳国際水泳場)
女子200メートルバタフライ決勝が行われ、昨年の世界選手権400メートル個人メドレーで銅メダルの大橋悠依(24)=イトマン東進=が、2分8秒78で優勝した。
決勝前に招集所でキャップを強く引っ張り、破ってしまう珍事があった。通常は2枚のキャップの間にゴーグルを挟んで試合に臨むが、外側のキャップを破ったため、決勝には内側のメッシュキャップ1枚のみで挑むことに。「いろいろ心配だったけど、ゴーグルに水が入らず、キャップも上がらなかった」と苦笑いした。予想外の出来事に「今後気を付けようかな」と気を引き締めた。
東京五輪までちょうど半年。日本女子のエースは「オリンピックは一瞬で来てしまう。明日、あさってのレースを大事にしたい」と少ない実戦の機会を生かすことを誓った。