JT9季ぶりV王手!米代表ドルーズ筆頭に攻撃力で圧倒 吉原知子監督は満足
「Vリーグ女子1部・プレーオフ準決勝、JT3-0埼玉上尾」(25日、国立代々木競技場)
9季ぶりの制覇が懸かるJTと初優勝を目指す岡山シーガルズが26日の決勝に勝ち上がった。JTはドルーズらの攻撃が好調で埼玉上尾をストレートで退け、2季ぶりの決勝進出。岡山シーガルズはリベロ楢崎を中心とした守備が堅く、2セットを連取。続く2セットは落としたが、第5セットは大差で奪ってデンソーを破り、6季ぶりの決勝に進んだ。
JTの攻撃力が際立った。53・8%と高い決定率を誇った米国代表のアンドレア・ドルーズを筆頭に、林琴奈、ヒックマン・ジャスティスらが強打で得点をもぎ取った。吉原知子監督は「3-0で勝てたのは非常に良かった。最初から勢いよく入っていけた」と満足そうだった。
リベロ小幡真子が収穫に挙げたのは第3セット。終盤まで競り合う展開ながら、3点差で振り切った。「今までだったら逆転されて負けるパターン。踏ん張れたのが大きかった」と決勝に向けて手応えをつかんでいた。