宇野昌磨 4回転サルコー再挑戦「できる限りの挑戦を」
「プリンスアイスワールド」(25日、アクアドームくまもと)
フィギュアスケート男子で、昨年12月の全日本選手権で優勝した宇野昌磨(22)=トヨタ自動車=が25日、熊本市内で行われたアイスショーに出演。次戦のチャレンジ・カップ(2月、オランダ・ハーグ)で、全日本では回避した4回転サルコーを再びフリーのプログラムに組み込む意思を示した。
正式にコーチに就任した06年トリノ五輪銀メダルのステファン・ランビエルさんの指導の下、4回転ジャンプなどを入念に練習。年明けのオーストリア合宿でも納得いくまでトレーニングを積んだ。
今季、4回転サルコーは失敗続きだったが「試合で一度やってみて、経過を見ながら構成を考えたい」と代表に選ばれている世界選手権(3月、カナダ・モントリオール)に向け、難度を上げた構成を試していくつもり。「できる限りの挑戦をしていけたら」と言葉に力を込めた。