ご一家で観戦!令和初の天覧相撲 八角理事長「非常に光栄」
「大相撲初場所・14日目」(25日、両国国技館)
“幕尻”の徳勝龍が正代との平幕1敗対決を制し単独トップに立ち、初優勝に王手をかけた。大関貴景勝は朝乃山に敗れ、3敗目で優勝が消えた。
天皇、皇后両陛下と長女愛子さま(18)が幕内後半からの9番を2階の貴賓席で観戦した。両陛下の大相撲観戦は皇太子時代の17年以来で、愛子さまの同行は約13年ぶり3回目。ご一家は八角理事長(元横綱北勝海)の説明を聞きながら盛んに拍手を送った。
同理事長は打ち出し後に報道陣の取材に応じ「令和最初(の観戦)。本当にありがたいです。相撲協会全員でお待ちしていたので非常に光栄です」と謝辞を述べ、ご一家の様子を丁寧な口調で振り返った。
同理事長は観戦中のご一家の様子を「陛下が力士の名前を知っていたり相撲に詳しいのでびっくりしました。最後はいい相撲が多かったですねとおっしゃっていただいた。皇后様は当たり合いがすごいですねと驚かれたご様子でした。愛子さまは土俵の高さは何センチですかとお聞きになられた」と説明。最後に「3人でニコニコしながら楽しんでいるご様子だった。ありがたかったです」と話した。