張本勲氏 3回戦負けした大坂のラケット投げに甘口裁定「若い乙女だから」

 野球解説者の張本勲氏(79)が26日、TBS系の生番組「サンデーモーニング」で、女子テニスの全豪オープン3回戦で15歳のコリ・ガウフにストレートで完敗を喫した大坂なおみに“甘口裁定”を下した。

 張本氏は「ほんまかいな?と思いましたね。負けるとは、こんな簡単に。いくら相手が天才少女と言ったって」と、大坂の完敗に驚きを隠せず。

 「聞くとね、球が重いらしいんだね、返球が、相手の球が。だから上に上がらないの」と取材の成果を披露し、「野球でもあるんですよ。球がね、ピッチャーが重い球、軽い球あるよね。重い球は(打球が)遠くに飛ばないんですよ。だから、いつもの調整できなかったみたいね。大坂が。重いから。軽い球なら調整できたのに。重いから、上に上がらない、ということ言ってましたけどね。それと、相手の足がまた速いんだ。全部拾うんだ」と、ガウフの打球の重さ、足の速さを大坂の敗因に指摘した。

 大坂はラケットをたたきつけていたが、張本氏は「喝」を出さず、「若い乙女だから今回、見逃してあげましょうよ。負けたからね」と、甘口裁定を下していた。

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