ともにラグビーの日本選手権を過去に7連覇し、本拠地が大震災で被災した経験を持つ神戸製鋼と新日鉄釜石(現釜石シーウェイブス)のOBが26日、神戸市のノエビアスタジアム神戸でレジェンドマッチを行った。17日で阪神大震災から25年となり、神戸製鋼OBの主将を務めた林敏之氏は「月日があっという間に過ぎた。神戸も元気に復活してきた」と感慨に浸り、ファンにあいさつした。
10分ハーフで行われた試合は神戸製鋼OBが24-10で勝利。新日鉄釜石OBの坂下功正氏は「震災を絶対に忘れない。元気を与えるために、私たちはラグビーしかできない」と言葉に力を込めた。