神戸製鋼がサントリーを返り討ち 昨季決勝の再戦制し連覇へ開幕3連勝
「ラグビー・トップリーグ、神戸製鋼35-29サントリー」(26日・ノエビアスタジアム神戸)
昨季の決勝で対戦した両者の激突は2万6312人の観衆の前で開催。神戸製鋼が逆転で勝利で開幕3連勝を飾った。55-5で圧勝した昨季に続いて難敵を返り討ちにした。
3-10で迎えた前半24分、日本代表のFB山中亮平(31)が左サイドを突破してトライ。SOダン・カーターのゴールも決まって同点とした。33分にPGでリードを許すが、直後の35分にフランカーのトム・フランクリン(29)が逆転トライ。前半終了間際にはSOカーターがPGを決めるなど、20-16で折り返した。
後半5分には細かいパスをつなぎ最後はWTBアンダーソン・フレイザー(35)がトライを決めて突き放した。12分にはプロップ山下裕史(34)が反則の繰り返しでシンビン(10分間の一時退場)。それでも7人でスクラムを組んで耐え抜き、16分にはCTBリチャード・バックマンがチーム4トライ目を決めて32-16と突き放した。その後はサントリーに2トライを許したが、逃げ切った。
神戸製鋼は次節は2月2日に神戸ユニバー記念競技場でNTTドコモと対戦。早くも2敗目を喫したサントリーは同1日に万博記念競技場でNECと対戦する。