徳勝龍、年長3位の初優勝も「もう33歳じゃなくて、まだ33歳だと思って頑張ります」

幕内最高優勝を果たした徳勝龍(撮影・中田匡峻)
3枚

 「大相撲初場所・千秋楽」(26日、両国国技館)

 幕内で番付が一番下の徳勝龍(木瀬)が結びの一番で大関貴景勝(千賀ノ浦)を破り、14勝1敗で初優勝を決めた。33歳5カ月の初優勝は3位の年長記録(年6場所制が定着した1958年以降)だが、館内での優勝インタビューで徳勝龍は「まだ33歳だと思って頑張ります」と元気に宣言し、ファンを沸かせた。

 勝てば初優勝の貴景勝戦。正面から大関に立ち向かい組み止める。終始、自分から攻める正攻法で、堂々と寄り切った。幕尻力士の優勝は2000年春場所の貴闘力以来、史上2度目となった。

 09年初場所で初土俵を踏んだ33歳。この日対戦した貴景勝は23歳。関脇朝乃山は25歳と、若手の台頭が続いている。「もう33歳じゃなくて、まだ33歳だと思って頑張ります」と宣言すると、今後目指すものについての質問に、苦笑いしながら「いや、もう…。いけるところまでいきたいです」と応じた。

 この日の時点での年齢を見ると、幕内力士では白鵬(宮城野)、鶴竜(陸奥)の両横綱が34歳。大関豪栄道(境川)は33歳。関脇高安(田子ノ浦)が29歳。小結阿炎(錣山)が25歳、大栄翔(追手風)は26歳。平幕では遠藤(追手風)は29歳、正代(時津風)は28歳、炎鵬(宮城野)は25歳。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス