川内をほうふつ…市民ランナー山口遥が日本人2位、2時間26分台「信じられない」

 「大阪国際女子マラソン」(26日、長居陸上競技場発着)

 東京五輪代表の残り1枠を争うMGCファイナルチャレンジを兼ねて行われ、MGCで4位だった松田瑞生(24)=ダイハツ=が、2時間21分47秒で優勝。設定記録の2時間22分22秒を突破した。また、実業団に所属しない市民ランナーの山口遥(32)=AC・KITA=が、日本人2位の7位に入った。11月の神戸マラソン優勝時に出した自己ベストの大会記録、2時間27分39秒を1分以上更新する2時間26分35秒と躍進した。

 山口は「信じられない。順位は狙ってなくて、26分台が出たらいいなと走っていた」と笑顔。高校、大学では全国的に無名だったが、市民ランナーとして走りながら徐々に才能を発揮している。1カ月間隔でのマラソンに出場するなど、試合数の多さは男子の川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)をほうふつとさせる。

 今回が初めてトップが集まるエリートレースへの出場。「怖い部分はあったけど、楽しかった。まだまだ一人で押していく力がない。招待選手らしい走りができるようになりたい」と話していた。

 MGC3位の小原怜(29)=天満屋=は2時間28分12秒で13位に終わった。リオデジャネイロ五輪代表の福士加代子(37)=ワコール=は、25キロ付近でリタイアした。

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