2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は29日、東京都中央区で整備中の選手村の一部で、選手らの交流スペースとなる「ビレッジプラザ」を報道陣に公開した。全国の63自治体から寄せられた木材計約1300立方メートルを使用した。
ビレッジプラザは選手らの宿泊棟が立ち並ぶエリアの玄関口として設置され、雑貨店やカフェなどが入るほか各チームの入村式も行われる。昨年3月に着工し、既に内装工事が始まっている。4月末に完成予定。
木材は全国的に大会を盛り上げるため組織委が提供を呼び掛けた。閉村後は自治体に返し、レガシー(遺産)として再利用してもらう計画だという。