マラソン、井上大仁が代表に意欲 「日本記録の先を見据える」
男子マラソンで東京五輪出場を目指す井上大仁(MHPS)が29日、ニュージーランド合宿を終えて成田空港に帰国し、代表の最後の1枠を争う3月1日の東京マラソンへ「記録より勝負にこだわって、日本記録の先を見据えてやっていきたい」と意欲を語った。
昨年9月の代表選考会では優勝候補に名前が挙がっていたが、27位と惨敗。「走らなきゃという使命感の方が大きかった」と、意欲よりも重圧が勝っていたという。合宿では脚づくりのため距離走を重ね「自分の理想と走りをかみ合わせることができた」と充実感を漂わせた。
東京マラソンは「今までになくハイレベルな勝負になる」と気合を入れた。