ジョセフHC続投理由は“日本愛” 23年W杯へ「ONE TEAM」継続明言
日本ラグビー協会は29日、都内で会見を行い、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC=50)が、日本代表の今後の展望について語った。昨年のW杯で史上初の8強に導いたジョセフHCは、23年フランスW杯に向けて続投を決意した理由を「日本の人の考え方が好き」「強化、発展を23年に向けてやっていくべきと感じたから」と説明。スローガン「ONE TEAM」の継続も明言した。
一方、強化の柱だったスーパーラグビー(SR)のサンウルブズは、20年シーズンを最後にSRを除外される。「貴重な機会」と位置付ける国際試合が不足する課題については、国内合宿を軸に強化する方針だ。また、藤井雄一郎強化委員長(50)は、テストマッチとは別に海外遠征を模索するアイデアも明かした。
「新しい選手も出入りするこの4年間で、よりよいものにしていく」とジョセフHC。「ONE TEAM」はさらなる進化を遂げる。