徳勝龍 松っちゃんと共演「笑ってくれてたのがうれしかった」初場所Vの時の人は大忙し
大相撲初場所で初優勝を果たした幕内徳勝龍(33)=木瀬=が1日、押尾川親方(元関脇豪風)の引退相撲に参加。先場所後、情報・ワイドショー番組「ワイドナショー」(毎週日曜午前10時、フジテレビ系列)に出演し、ダウンタウンの松本人志と共演したことを明かした。
「松ちゃんが笑ってくれてたのがうれしかった」と、奈良出身で関西のお笑いにも詳しい、“時の人”は感激の面持ちだった。祝勝会やあいさつ回りで「疲れた、休ませて」と言うのもうれしい悲鳴。「街でもいろんな人たちに声をかけられるようになった」と、喜びをかみしめた。
場所中の18日には近大の恩師、伊東勝人監督が急死。「監督が一緒に戦ってくれた」と、弔いVを天国に送った。2日に奈良にある監督の自宅を訪れ、手を合わせる予定。
3日午前には奈良橿原市の母校の小中学校を訪問。午後には母校・近大(東大阪市)に凱旋し、優勝報告会が行われ、名物の近大マグロを贈呈される。
OB力士らが集まるお別れの会も大阪の春場所を前に開催される予定だ。
OBでは朝潮、旭富士、朝乃山に続き4人目の優勝。33歳5カ月の初優勝は年長3位、日本出身では最年長(年6場所制度の1958年以降)。西前頭17枚目から20年ぶり幕尻Vで幕内全員41人抜き、史上最大の下克上を達成した。