“3横綱”ガッチリ握手で会場盛り上げ 10度目の「白鵬杯」開催
大相撲の荒磯親方(33)=元横綱稀勢の里=が2日、東京・両国国技館で横綱白鵬(宮城野)の主催する少年相撲の国際親善大会「白鵬杯」に初参加した。元横綱日馬富士とともに招待され、豪華“3横綱”がガッチリ握手して大会を盛り上げた。
自身も高校生による日本一決定戦、「稀勢の里杯」を20年中に開催する意向を持つ。白鵬杯は第10回を数え、今回は13カ国・地域から約1100人が出場。世界最大規模の相撲大会は大いに参考になった。
小4時、わんぱく相撲で初めて国技館の土俵に上がった際の「衝撃と感動」を今も覚えている。相撲発展のために普及に尽力。「子供たちが大相撲を目指してくれるのが一番重要。(白鵬から)いろいろアドバイスいただいて」と力を込めた。
白鵬は「(荒磯親方に)アイデアが湧いてくれたらうれしい。ぜひ強いチームを作って稀勢の里杯に参加したい」と今後の共闘を約束した。