ナイキ厚底シューズ、効果も負担あり 小椋「ケガのリスク高い」
「丸亀国際ハーフマラソン」(2日、Pikaraスタジアム発着)
男子は一般参加の小椋裕介(26)=ヤクルト=が1時間0分0秒で設楽悠太(28)=ホンダ=が持つ1時間0分17秒の日本記録を更新し、日本人トップの2位に入った。19年のMGCに出場した藤本拓(30)=トヨタ自動車=も日本記録を上回る1時間0分6秒で4位。設楽は1時間0分49秒で6位。女子はMGC出場の一山麻緒(22)=ワコール=が、1時間8分59秒で5位だった。
今大会では小椋、藤本、設楽、一山らがナイキの厚底シューズを使用し、小椋と藤本の2人が日本記録を上回った。19年11月から試合で使っている小椋は「これだけ記録が上がっているので使いこなせる人はタイムが上がるのではないか」と感想を述べた。一方で「骨盤周りへの負担がある。ケガのリスクがすごく高い。もろ刃の剣なので、使い方を間違えないようにしないと」と言い、練習では使わず試合のみ使用しているという。