トンプソン氏が近鉄のアドバイザーに就任「めっちゃいい感じのチーム」強化でも貢献へ

 昨年のラグビーW杯日本大会代表選手で、今季限りで現役を引退したトンプソン・ルーク氏(38)が古巣の近鉄でアドバイザーに就任することが決まった。3日、近鉄グループが発表した。

 今後は近鉄の強化や、近鉄グループのPRなどに尽力するという。

 トンプソン氏は「僕にとって近鉄ライナーズは特別なチームです。近鉄ライナーズが強くなることが僕の1番の願い」とコメント。「14年間オンフィールドやオフフィールドを問わず選手もスタッフも家族のように接してくれました。近鉄ライナーズは本当に家族みたいで、めっちゃいい感じのチームです」とライナーズ愛をあらためて表現した。

 「僕はおじいちゃんだからラグビー選手は終わりで、ニュージーランドに住みますが、これからも近鉄ライナーズと近鉄グループのために、協力することができてうれしいし、誇りに思います」とした。

 トンプソン氏は昨年の日本大会までW杯に4大会連続出場した、日本ラグビー界の鉄人かつレジェンド。1月19日のトップチャレンジリーグ・栗田工業戦で現役選手のキャリアを終えた。近鉄には06年から14シーズン在籍した。

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