最年少五輪出場へ 13歳玉井陸斗「勝ちにきた」5日から飛び込み国際大会派遣選手選考会
飛び込みの国際大会派遣選手選考会は5日、東京辰巳国際水泳場で開幕する。4日は会場で公式練習が行われ、昨年4月の日本室内選手権男子高飛び込みで最年少優勝した玉井陸斗(13)=JSS宝塚=は、「(五輪)代表になるために勝ちにきました」と五輪切符獲得につながる大一番に気合を入れた。
日本最年少五輪出場もあり得る中学1年生だ。今大会では高飛び込みとシンクロ高飛び込みに出場予定。シンクロ高飛び込みは昨年12月にペアを結成した伊熊扇李(JSS宝塚)と初挑戦する。「息も合ってる。(五輪代表も)狙ってます」と自信をのぞかせた。
今大会で2位以内に入り派遣参考記録を突破すれば、4月のW杯東京大会(アクアティクスセンター)の選出が確実となり、W杯東京大会で18位以内に入れば東京五輪代表に内定する。高飛び込みでも「自己ベストを超えていきたい」。五輪代表入りにつながる大きな目標を掲げた。