朝乃山、春場所Vで大関決める! 「期待に応えたい」昇進目安まで…あと12勝
大相撲の関脇朝乃山(25)=高砂=が6日、大関とりに臨む大相撲春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)へ優勝で大関昇進を決めることを宣言した。この日、都内の部屋で稽古を再開し四股、テッポウなど基礎運動を行った。
初場所でノルマの10勝を挙げた。昇進目安の三役で3場所計33勝へは春場所で12勝が必要。「2桁勝たないと意味がない。高い目標を持つなら優勝を目指して。来場所の目標は優勝したい」と決意。V&大関W達成なら、15年夏場所の照ノ富士以来となる。
春場所は38年ぶりの1大関と角界の番付上は一大事。番付を安定させるためにも早期の新大関誕生は理想。朝乃山も「期待に応えたい」と力を込めた。
本格四つの大器は小細工はしない。「親方もファンも見ている。正攻法で取りたい。(高砂)親方が『小細工なしで育てたい』と話していた。(入門以来)一度も変化したことはない。変化して勝っても次の日につながらない」。浪速の春、真っ向勝負で大輪を咲かす。