羽生、15分で調整終了 曲かけもせず 午後3時に「SEIMEI」降臨へ
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「フィギュアスケート・四大陸選手権」(9日、ソウル)
男子フリーへ向けた公式練習が本番会場で行われ、ショートプログラム(SP)で世界最高得点を更新する111・82点をマークし首位発進した羽生結弦(ANA)は、わずか15分で練習を切り上げた。
練習開始直後から、羽生は積極的にジャンプを跳び、調整。4回転サルコー、トリプルアクセル、3回転フリップといった序盤のジャンプの流れを確認した後は、ルッツジャンプの確認を入念に行った。
ほどけたものも含めて1回転ルッツを繰り返し跳んだ後に、4回転ルッツを着氷。そのまま4回転サルコーへと向かう流れを通して、いい感覚を体に染みこませた。
練習開始から約15分後、羽生の前の滑走の車俊煥(韓国)の曲かけが始まると、羽生は四方に礼をし練習を終了。フリー「SEIMEI」の曲かけを前に、リンクを後にした。
男子フリーは9日午前11時30分から行われ、最終組4番目22番滑走の羽生は午後3時から演技を行う予定。