金原前会長が観客席から熱視線 テコンドー五輪代表最終選考会
「テコンドー・東京五輪代表最終選考会」(9日、桑原学園体育館)
男女各2階級で行われ、優勝者が東京五輪代表に決まる。全日本テコンドー協会の木村興治会長や、新しく強化委員長に就任する山下博行氏が現場で視察。また、昨年12月に退任した金原昇前会長も訪れ、観客席から熱視線を送った。
金原前会長は、強化方針を巡りトップ選手と対立が続いた責任を取って役職を退いた。退任が決まった際には「これからは一会員となり、すべてに関してお茶くみからやらせていただく所存です」と一から出直すことを誓っていたが、この日は役員席ではなく観客席で戦況を見守った。
騒動を巡って混乱が続いた全日本協会は、昨年12月に全理事を刷新し、新体制が発足していた。