虎ノ門にスポーツ仲裁裁判所 東京五輪期間中に臨時出張所

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)が東京五輪に絡んだ係争を迅速に処理するため、大会期間中に臨時出張所を東京・虎ノ門に設けることになった。出場資格や審判の判定の問題などを扱う「アドホック部門」と、ドーピング関連を扱う「反ドーピング部門」の二つで、10日に都内で行われた日本スポーツ仲裁機構のシンポジウムで報告された。

 CASは1996年アトランタ五輪から、会期中は開催都市に出張所を開設。提訴があった場合は原則として24時間以内に裁定を下す。

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