末続慎吾、人生初駅伝「やっぱり長距離は違いますね」

初の駅伝を走り終えてしゃがみ込む末続慎吾=東京・府中市(撮影・田中亜実)
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 陸上男子200メートル日本記録保持者の末続慎吾(39)=イーグルラン=が11日、東京・府中市の「第73会府中駅伝競走大会」に、ゲストランナーとして出場した。

 主催するイーグルラン・ランニング・コミュニティー(ERC)のメンバーと出場し、4・3キロの華の1区を18分程で走った。初の駅伝出場は3キロ後半で苦しくなったといい、「死んだ。やっぱり長距離は違いますね。走り方が上手に走ってる気がする」と笑いながら振り返った。

 長距離レース出場は九州学院高校時代に熊本で2キロのクロスカントリー以来。「自分の今の精神構造がわかります。自分の持ってるエネルギーをどう使うかという感性はこれで養えます」と短距離選手にとっての効果もあると語った。

 今後は4月の記録会に出場し、6月の五輪選考会となる日本選手権に備える。2008年北京五輪陸上男子400メートルリレー銀メダリストとして、5月には東京五輪の聖火ランナー(熊本)にも決定している。「(炎が)消えない程度にぶっちぎります」と冗談めかしながら意気込んだ。

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