石川佳純 故郷でファイナル決めた ホームの緊張感「いいプレーができたのは自信」
「卓球・Tリーグ、神奈川3-2日本生命」(11日、山口リフレッシュパーク)
女子の神奈川は東京五輪代表の石川佳純(26)=全農=が2勝を挙げる活躍で日本生命を3-2で破り、優勝決定戦のファイナル(3月14日、両国国技館)への進出を決めた。
石川は故郷山口での凱旋試合で満員の1503人の大声援に応えた。第2試合で完勝すると、2-2ともつれたことで最終試合に再登場。1ゲーム先取のビクトリーマッチを制した千両役者は「ホームの緊張感がある中で試合することはめったにない。東京五輪もそういう状況になるので、その中でいいプレーができたのは自信になった」とうなずいた。
この会場で試合をするのは約15年ぶりで、客席には小学校の同級生ら懐かしい顔もあった。「どこを見ても知り合いばかりでうれしかった」と感慨深げだった。