八村が復帰後最多20点「絶対勝たないといけない」 4戦連続2桁得点で好調
「NBA、ウィザーズ126-114ブルズ」(11日、ワシントン)
ウィザーズの八村塁(22)は本拠地ワシントンでのブルズ戦に先発出場し、31分48秒プレーして20得点、4リバウンドだった。2ブロック、2スチールと守備での活躍も光り、チームの126-114での勝利に貢献した。ウィザーズは19勝33敗。八村は鼠径(そけい)部の負傷から復帰した3日の試合以降、4試合連続での先発、2桁得点となった。
東カンファレンス15チーム中、9番手につけるウィザーズの相手は、プレーオフに進める8位までを争う10番手のブルズ。ライバルに快勝し、八村は「チームでこの試合、絶対に勝たないといけないと話していた。勝てて良かった」と表情を緩めた。
攻撃では復帰後最多の20点をマークした。得意のミドルシュートに「ペイント内の守備が弱いチームだと試合前に話していた」との狙いからゴール下で積極的にボールに詰め、ダンクにつなげ得点を重ねた。
復帰から4試合連続の2桁得点と調子を上げて、オールスター戦期間前最後となるニックス戦に挑む。試合後は慌ただしく敵地に飛行機で移動。「NBAのタフなスケジュールの中でしっかり結果を出せるように頑張りたい」と頼もしく話した。