メドベージェワがセーラームーンに!アイスショーで主演「オファーにびっくり」
フィギュアスケート女子の18年平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(20)=ロシア=が主演するアイスショー「美少女戦士セーラームーン Prism On Ice」(6月5~7日、KOSE新横浜スケートセンター)の発表会見が12日、都内で行われ、主人公のセーラームーン/月野うさぎ役を務めるメドベージェワが出席した。
エキシビションで同作の「ムーンライト伝説」を滑り、常に作中に登場する黒猫のキャラクター「ルナ」のティッシュケースを愛用する大のセーラームーン好きであるメドベージェワは、アイスショーで着るセーラームーンの衣装で登場し、早速決めポーズ。「最初にオファーが来たときはビックリしました。セーラームーンは私が好きなアニメの中でも1番大好きなアニメ。それと私の人生であるスケート、2つの世界を表現するのはとてもいい経験になる」と、ニッコリ。自身とセーラームーンの似ているところを問われると「喜怒哀楽がコロコロ変わるところ。嬉しくなったり、悲しくなったり。あと戦っている時に転んだりするドジなところは、私がスケートで転ぶところと似てるかな」と笑った。
16-17年シーズンのエキシビションで滑った時のことを振り返り「ウィッグをつけて、よりセーラームーンに近づけた。あの時は髪を染めようかとも考えたんだけど、できなかったので。最初はこのウィッグをつけて滑ることができるかなと思ったけど、スピンもジャンプも意外と大丈夫でした」と、完全版となった自身のセーラームーン姿に満足げだった。
「作者の武内直子先生には大きなインスピレーションを受けました。本当に感謝を伝えたい。これからなるべく本物のセーラームーンに近づいて演技できるように頑張っていきたい」と、最後まで“セーラームーン愛”溢れる会見となった。
セーラームーンの仲間であるセーラーマーキュリー/水野亜美役は宮原知子(関大)、セーラーマーズ/火野レイ役は長洲未来(米国)、セーラージュピター/木野まこと役はアリッサ・シズニー(米国)、セーラーヴィーナス/愛野美奈子役はベッキー・ベレスウィル(米国)、タキシード仮面/地場衞役はアンドリュー・ポジェ(カナダ)が務める。敵役もクンツァイト役にジェイソン・ブラウン(米国)、ジェダイト役に無良崇人と、豪華スケーターが務める。