パナソニック 福岡の後継者竹山がトライ 全勝対決制す 東芝はリーチ奮闘も初黒星
「ラグビー・トップリーグ、パナソニック46-27東芝」(15日、熊谷ラグビー場)
4戦全勝同士の注目の一戦。2万2705人の超満員の観衆の中で、軍配はパナソニックに上がった。
パナソニックは22-27で迎えた後半16分、CTB山沢拓也のトライで同点。SO松田力也がゴールを決めて勝ち越した。さらに同28分、FB野口竜司の突破から最後はW杯日本代表WTB福岡堅樹の後継者として背番号11を背負う竹山晃暉のトライで突き放した。
同32分にはSH小山大輝がトライ。さらにロスタイムにもトライを追加。ボーナスポイントを加算する3トライ差をつける勝利で勝ち点5を手にした。
東芝は前半3分にFBティム・ベイトマンのトライで先制。16分にはジョネ・ナイカブラもトライを決めて5-14としたが逆転を許して前半を終了。後半6、10分に連続トライを決めて再逆転したが、最後はパナソニックの猛攻に屈した。
ナンバー8に入ったリーチ・マイケルが再三にわたる激しいタックルを披露するなど体を張ったが、二度のリードを守り切れなかった。
W杯日本代表組は、パナソニックはプロップ稲垣啓太、フッカー堀江翔太、SO松田力也が、東芝はナンバー8リーチ・マイケルが出場した。