高橋英輝「とにかく代表に」 神戸で日本選手権20キロ競歩が開幕
東京五輪代表選考会を兼ねる日本選手権20キロ競歩(16日、神戸)に出場する有力選手が15日、神戸市内で会見した。男子で6連覇がかかる16年リオデジャネイロ五輪代表の高橋英輝(富士通)は「6連覇への意識はまったくない。とにかく東京の代表になりたい」と意欲をみなぎらせた。
派遣設定記録(1時間20分0秒)を満たした優勝者は代表に決まる。東京五輪の代表は、昨年のドーハ世界選手権20キロを制した山西利和(愛知製鋼)が内定。今大会、世界選手権6位の池田向希(東洋大)、3大会連続の五輪代表を狙う藤沢勇(ALSOK)らと残るイスを争う。
「レベルの高い争いを楽しめればいい。五輪のためにやっていると言っても(いいぐらい)、すべてだと思っている」。相性のいい神戸で代表を決める。