カヌー羽根田卓也が準決進出「非常にポジティブ」 罰点なく一発で予選クリア
「カヌー・スラローム・オーストラリアOP」(21日、ペンリス)
開幕して各種目予選が行われ、東京五輪代表が出場した日本勢は、男子カナディアンシングルでリオデジャネイロ五輪銅メダルの羽根田卓也(32)=ミキハウス=が1回目18位で準決勝に進んだ。男子カヤックシングルの足立和也(山口県体協)も1回目27位で準決勝進出。女子はカヤックシングルの矢沢亜季(昭和飛行機工業)と、カナディアンシングルの佐藤彩乃(秋田病理組織細胞診研究センター)がともに2回目で通過した。
羽根田は予選1回目18位で準決勝進出を決め、今年初実戦で上々の滑り出しとなった。旗門の縦の間隔が広く、難度が低めの設定だったとはいえ、罰点はなし。「大きなミスなくまとめられたのは現時点では非常にポジティブ」とうなずいた。一発で予選通過。2回目を回避して体力も温存し「(世界で)どれぐらいの位置に現時点でいるか、見極める大会にしたい」と22日の準決勝を見据えた。