八村塁が2戦ぶり2桁得点「インパクト与えた」 地元紙に日本からの応援メッセージ
「NBA、ウィザーズ108-113キャバリアーズ」(21日、ワシントン)
ウィザーズの八村塁(22)は本拠地ワシントンでのキャバリアーズ戦に先発し、30分10秒の出場で17得点、7リバウンドだった。チームは108-113で競り負け、今季初の3連勝を逃した。オールスター戦期間明けの後半戦初戦。八村は負傷から復帰後は6試合連続で先発し、2試合ぶりの2桁得点を記録した。
後半戦初戦、八村は開始から積極的に攻めた。ダンクシュートや3点シュートを決めるなど前半だけで11点を奪ってみせた。
5点をリードして迎えた後半、相手の主力ラブに対して厳しい守備で臨み、シュート機会を阻んだ。第3クオーターには2スチールも記録し「ディフェンスでもオフェンスでも今日はインパクトを少し与えられたんじゃないかなと思う」と存在感を示した。
しかしチームは勝負どころの第4クオーター中盤に逆転を許した。八村はこのクオーターでフィールドゴールなしに終わり「もう少し攻撃に加わったりしてチームを助けられたらいいなと思う」と課題を挙げることも忘れなかった。
この日、チームの地元紙ワシントン・ポストに日本からの応援メッセージで埋められた広告が大きく掲載された。「日本からすごく遠いところでプレーしている中で、日本人から応援されるのはうれしいことですし、期待に応えられるようにしっかりと頑張りたい」と気持ちを新たにした。