神鋼が開幕6連勝!東芝を完封で圧倒 3試合続けてトライ許さず攻守に強さ
「ラグビー・トップリーグ、神戸製鋼57-0東芝」(23日、神戸ユニバー記念競技場)
1試合が行われ、2連覇を狙う神戸製鋼が東芝を57-0で圧倒し、開幕6連勝とした。東芝は2連敗で2敗目(4勝)。神戸製鋼は六つのトライを奪うなどして前半を40-0で折り返し、後半にも点差を広げた。防御も堅く、得点を許さなかった。
注目の上位対決は予想外のワンサイドとなった。神戸製鋼は前半だけで6トライを奪い、東芝を圧倒。大勝で開幕6連勝を飾った。ゲームキャプテンを務めたフランカーの橋本大は「自分たちで準備した結果。こんなに点差に表れるとは思っていなかった」と驚き交じりに話した。
前半10分にナンバー8のナエアタの突破からCTBのバックマンが先制トライを決めると、14-0の22分にはWTBモエアキオラが自陣ゴール前から巧みなステップで前進し、最後はロックのレタリックにつながって追加点を獲得。その後も素早いサポートとボール回しで縦横無尽にスペースを突き、面白いように得点を積み重ねた。
守っても無失点で、これで3試合続けてトライを許さなかった。攻守に強さが際立つ戦いぶりに、ディロン・ヘッドコーチは「(相手の)スコアボードにゼロを刻めたし、攻撃でも50点以上取れたのには満足している」と充実感をにじませた。