日本ラグビー協会、トップリーグの16試合開催を延期へ

 日本ラグビー協会は26日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて都内で会議を開き、3月8日までのトップリーグ(TL)2節計16試合の開催を延期すると発表した。会見したTLの太田治チェアマンは「苦渋の決断だった」と説明した。

 他競技の情報も収集し、24日に発表された政府の感染症対策専門家会議の見解を受けて安全面を第一に考慮して決定した。

 代替試合は第7節を3月21、22日、第8節を5月2、3日に実施する方向で調整中。3月14日(第9節)からの再開については「状況を見た上で判断する」とした。その後も事態が収束せず再開できない場合は、5月23日開幕の日本選手権までにリーグを終えなければならないこともあり、「中止にせざるを得ないと思う」との見解を示した。

 開催延期試合のチケットは全試合払い戻しを実施し、販売し直すとしている。

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