サンウルブズ、3月のホーム2試合を国外で開催へ チケットは払い戻し
スーパーラグビー(SR)に参戦する日本チームのサンウルブスを運営するジャパンエスアールが27日、都内で会見し、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3月に日本で開催予定の2試合を国外で開催する見通しとなったことを発表した。
3月8日に花園ラグビー場で予定されていたブランビーズ(オーストラリア)戦、同14日に秩父宮で予定されていたクルセイダーズ(ニュージーランド)戦が対象となる。
ジャパンエスアールの渡瀬裕司CEOは「(日本で)無観客試合も考えていた」と明かしたが、SRを主催するSANZAARと話し合いを重ね、国外開催を決定。28日にも変更した場所や日時が通達される。「相手のホームゲームになるわけではなくて中立に近い場所」を新しい開催場所の候補としている。1万枚以上が売れた花園でのブランビーズ戦の前売りチケットは払い戻しとなる。
サンウルブズは、4月5日にもホーム秩父宮で試合開催予定だが、渡瀬CEOは「2週間から10日前には決める」と開催判断のリミットを明かした。