東京マラソン、前日の体温測定で発熱者なし
東京マラソンの出場選手受付などが29日、都内で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大防止策として一般参加を取りやめた今レースでは、感染予防のため受付時に選手とコーチの体温測定が行われた。
37・5度以上の発熱があればドクターチェックを受けることになっていたが、今大会の医療救護を担当する医師によると、マラソンのランナー、コーチに37度以上の発熱者はいなかった。発熱者がいた場合にはレース当日にも体温測定し、体調不良や発熱が4日以上続いていないかなどが確認されることになっていた。
東京マラソン財団は、感染予防のために役員やボランティアらにも「2日前から朝と晩に体温を測定し、37・5度以上の発熱があれば業務などへの従事を取りやめてほしい」などと要請しており、沿道での観戦自粛を呼びかけている。