高木美帆、日本勢初の「2冠」 世界スプリントで初優勝

 スピードスケート世界選手権のスプリント部門で初の総合優勝を果たし、歓声に応える高木美帆=29日、ノルウェー・ハーマル(共同)
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 【ハーマル(ノルウェー)共同】スピードスケートの世界選手権は29日、ノルウェーのハーマルで行われ、500メートルと1000メートルを2度ずつ滑る「スプリント」の女子で高木美帆(25)=日本体育大助手=が初優勝した。短距離から長距離の4種目で競う「オールラウンド」で2年前に世界一に輝いており、短距離タイトルとの2冠は女子で史上5人目、日本勢では男女通じて初の快挙となった。

 2連覇を狙った小平奈緒(33)=相沢病院=は2位だった。日本のスプリント世界一は、男子で1983年と87年の黒岩彰、女子で2017年と19年の小平に続く3人目。

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