大迫、新・厚底シューズで東京五輪へ大前進の日本新 瀬古リーダー「選手が努力した結果」

 「東京マラソン」(1日、東京都庁~東京駅前)

 東京五輪代表選考会を兼ねて行われ、日本記録保持者の大迫傑(28)=ナイキ=が日本記録を更新する2時間5分29秒で日本人トップとなる4位に入り、東京五輪最後の1枠確保へ大きく前進した。

 大迫の足元を照らしたのは、靴底39・5ミリのナイキ新厚底シューズ「アルファフライ」だった。ワールドアスレチックス(世界陸連)は1月31日、靴底の厚さは40ミリ以内などと規定した新ルールを発表。ラインぎりぎりの“新・勝負靴”で、大迫は見事日本記録を更新して見せた。

 日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(63)は、これについて「シューズも進化するのは当たり前」とし「シューズに合った走りを選手がしたおかげでこういう記録が出ている」と持論を展開。「選手が努力した結果が今日の結果だと思う」と、大迫が地道に積み重ねた努力が実った結果だと強調した。

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