柔道の東京五輪代表に決まった男子60キロ級の高藤直寿(26)、女子48キロ級の渡名喜風南(24)が4日、所属するパーク24が都内で開いた記者会見に臨んだ。
女子48キロ級は五輪初日のため金メダル第1号の可能性もある。渡名喜は「あまり気負いすぎずにできれば」と平常心を強調した。過去0勝4敗の世界女王ビロディド(ウクライナ)が最大のライバルとなるが、「自分をコントールできればどこかでチャンスが生まれる」。昨年の世界選手権決勝ではポイントも奪っているだけに、指導する園田コーチも「(前回は)冷静さを失ったが、そこ(精神面)を突き詰めれば勝てるチャンスが大きくなる」とうなずいた。