ラグビートップリーグの日野 部員の逮捕とチームの無期限活動自粛を発表

 ラグビー・トップリーグに所属する日野が5日、ロックのジョエル・エバーソン選手が違法薬物使用容疑で4日に逮捕されたと発表し、チームとしての活動を無期限で自粛すると発表した。

 志賀得一部長の名前でのリリース文で「このたび、日野自動車ラグビー部(チーム名:日野レッドドルフィンズ)の部員が違法薬物使用容疑により3月4日に逮捕されました」と報告。「重大な法令違反により逮捕されたことに対し、深くお詫び申し上げます。また、日頃より日野レッドドルフィンズを応援してくださるファンの皆さま、ご支援いただいている多くの関係者のさまに多大なるご迷惑をおかけいたしましたことに深くお詫び申し上げます」と陳謝した。

 今後について「警察の捜査に全面的に協力していくとともに、当該部員につきましては捜査の状況を踏まえ厳正に対処してまいります」とした上で「今回の事態をチームとして厳粛に受け止め、日野レッドドルフィンズは今後の活動を無期限に自粛いたします」とチームとしての活動についても言及した。

 「皆さまの信頼を一日でも早く回復できるよう、誠心誠意、全身全霊をもって努める覚悟であり、それまでの当面の間、全ての活動を自粛し、日野レッドドルフィンズのホームページおよびSNSを一時閉鎖させていただきます」と告知。実際、日野の公式ウェブサイトにアクセスすると、この不祥事についての文書のみが表示される(3月5日午後5時30分時点)。

 昨年のラグビーW杯で日本代表が活躍し、人気が高まっているラグビー界、そしてトップリーグに影響を与える不祥事。同リリース文は「現在開催中のトップリーグに関わる皆さまに多大なご迷惑をおかけしたこと、また多くの皆様の信頼と期待を裏切る事態となりましたことに、重ねて心よりお詫び申し上げます」と重ねて謝罪して結ばれている。

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