スポーツクライミングのテスト大会 お台場で実施 規模縮小で職員が競技
東京五輪・パラリンピック組織委員会が主催するスポーツクライミングのテスト大会が6日、観光地でもあるお台場に新しく仮設で整備された、青海アーバンスポーツパークで行われた。
当初は全国から20人の選手が参加予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため選手の招集を断念。組織委員会職員などのスタッフが選手役となって競技運営をテストした。
柳沢美香ベニューゼネラルマネージャーによると、計測機器や新設した壁での競技、選手らの導線など、想定していたテスト項目は問題なく確認できたと言い「今回得られた結果を検証し、夏の本大会はより安全で安心して、快適に過ごせる大会を作りたい」と語った。
また、咳エチケットや手洗いの励行、入り口にチェックシートを設置するなど新型コロナウイルス対策を行ったほか、350人を予定していたスタッフは、視察の日程をずらすなどして240人まで削減した。