柔道の五輪最終選考会は無観客 全柔連が決定、新型コロナ対策で
全日本柔道連盟(全柔連)は6日、感染拡大する新型コロナウイルスの対策委員会を東京都文京区の講道館で開き、東京五輪代表最終選考会となる全日本選抜体重別選手権(4月4、5日・福岡国際センター)の無観客開催を決定した。全柔連によると、同選手権の無観客開催は初めて。
柔道の五輪代表は男女14階級のうち13階級で決定。昨年の世界選手権で初制覇した丸山城志郎(ミキハウス)、一昨年まで2年連続世界一の阿部一二三(日体大)が激しく競り合う男子66キロ級だけが決まっておらず、出場権を懸けた闘いは大きく注目されている。