日本相撲協会が日本プロスポーツ協会から脱退 理事会で決定
「大相撲春場所」(8日初日、エディオンアリーナ大阪)
日本相撲協会は6日、大阪市内で理事会を行い、副理事に若松親方(元幕内朝乃若)、藤島親方(元大関武双山)、高田川親方(元関脇安芸乃島)を選任すること決めた。
また、日本プロスポーツ協会(JPSA)からの脱退も理事会で決定した。JPSAは内閣府から公益法人として組織ガバナンスについて是正を求める「勧告」、さらに次の段階の「命令」も受けた。日本相撲協会はJPSAに設立当時から加盟。毎年成績優秀な力士らが表彰されてきたが公益法人として加盟し続けることは適切ではないと判断した。
JPSAからは、すでに日本野球機構(NPB)がすでに脱退している。JPSAが制定する「日本プロスポーツ大賞」は過去にはプロ野球の長嶋茂雄氏や王貞治氏らが受賞し、スポーツ界でも権威ある賞とされる。大相撲からは過去、横綱の大鵬、貴乃花、朝青龍、白鵬が大賞を受賞している。