福岡堅樹が7人制本格合流 東京五輪へ「スピードからのトライを取る決定力」でアピール

 東京五輪を目指す7人制ラグビーの日本代表候補は6日、大分県別府市内で合宿を開始。昨年のW杯で活躍し、五輪2大会連続出場を目指す福岡堅樹(パナソニック)が本格合流。テレビ電話を通じて取材に応じた。

 「久しぶりでしたし、けがで遅れたことに対しても仮病じゃないかって言われて、いじられたりしながら、すごく和気あいあいと明るい雰囲気で迎えてくれたので、すごくやりやすかった」と初日を終えての感想を明るい表情で答えた。

 福岡は1月のトップリーグの試合で左膝を故障。当初、予定していた1月末からの7人制合宿合流を見送っていた。2月末に行われた都内でのフィジカル中心の短期合宿を経て、本格練習する今合宿に参加することになった。

 「自分としてしっかり、いい状態で合流できるようにというのを目標にリハビリもしてきた。完全参加はまだですが、ある程度状態見せられるところまで戻せた。ここから先、五輪にむけ、照準を合わせて少しずつ上げていきたいなと思っています」と意気込みを話した。

 これから五輪代表争いに身を置く。アピールポイントを問われて、「一番といえば、スピードからのトライを取る決定力のところは、自信を持っているのでアピールしていきたいと思う」とフェラーリと称された快足を7人制でも披露する思いだ。

 「まずはしっかりメンバーに選ばれることが一番大事だと思っている。そして、入ったら、リオでベスト4に入っているので、それ以上、メダル獲得をめざしたい」。高い目標を見据えた。

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