福岡堅樹「7人制の地位を盛り上げていければ」五輪代表候補合宿合で熱い思い語る
東京五輪を目指す7人制ラグビーの日本代表候補は6日、大分県別府市内で合宿を開始。昨年のラグビーW杯8強入りに貢献し、五輪2大会連続出場を目指す福岡堅樹(パナソニック)が2月末の都内での短期合宿を経て本格合流。テレビ電話を通じて取材に応じ、7人制ラグビーを盛り上げる思いを語った。
「(W杯後に)ラグビーをいろいろ取り上げていただいて。7人制がまだそこまでメディアでも大きくとりあげられていないので、しっかりと15人制からの活躍、知名度をうまく利用して、日本の中で7人制の地位を盛り上げていければいいなと思っています」。
プレーはもちろん、W杯での活躍で福岡の名は全国区となった。東京五輪へ、その知名度を利用して7人制の地位向上、知名度アップにつなげることを考えていた。
その裏には、W杯で得た応援に対する感謝の思いがある。
「19年W杯、どれだけ力をもらえるか感じられた大会だったので、力をまたもらえるように、応援していただけるように、いろいろなところでアピールしていきたい」。
地元開催のW杯。肌で感じたホームの声援の後押し。同様に地元開催の五輪で、大声援を味方にしたい思いがある。
新型コロナウイルス感染拡大問題で、東京五輪への影響も日々報じられている。
「現状、五輪どうなるか分からないですし、色々な変化があると思うのですけど、とにかく自分にコントロール出来る中で、最高の状態をひとつひとつ調整をして、自分自身がどうなっても、後悔しないような大会にしていければいいかなと思っています」。
7人制ラグビーの伝道師となって、五輪を盛り上げる。大声援を背に4位だったリオ五輪を超えるメダルを獲る-そんな青写真を描いている。