ラグビー・福岡堅樹がテレビ電話会見…五輪へ決意語る 熱愛報道問われ「はい」

 大分県別府市で始まったラグビーの7人制代表候補合宿に合流した福岡堅樹(27)=パナソニック=が6日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて報道陣とは直接対面しないテレビ電話の形で会見を行った。初日は別メニューでリハビリ調整となったが、7人制の日本代表入りと東京五輪へ決意を語った。

 全体練習参加はならなかったが焦りはない。今季のトップリーグ出場は最後と決めていた1月18日の開幕2戦目・トヨタ自動車戦で負傷した左膝について、福岡は「真っすぐ(走ること)に関しては、ほぼ100%に近い」と説明した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、4月25、26日のアジア招待大会が中止。7人制での実戦の場は、現時点では5、6月のワールド・シリーズ・イングランド大会、同フランス大会のみだが「限られた回数でより高いパフォーマンスを発揮するのが全て。何かを変えるわけでなく、目の前のことに全力で臨みたい」と五輪代表入りへ少ないチャンスをものにする覚悟だ。

 6日発売の週刊誌で熱愛がスクープされたことを聞かれると「はい」と答えて笑顔。2019年の15人制W杯日本大会を沸かせた国民的アスリートは、東京五輪について「後悔しない大会に。メダルを獲得したい」。4年前のリオは4強とあと一歩届かなかった悔しさを胸に快走する。

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