リオ金・土性沙羅が2大会連続五輪代表に決定「人生かけて挑戦した」プレーオフで雪辱
「レスリング・東京五輪代表決定プレーオフ」(8日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンター)
2階級で行われ、女子68キロ級は、リオデジャネイロ五輪金メダルの土性沙羅(25)=東新住建=が、19年全日本女王の森川美和(20)=日体大=を破り、2大会連続での五輪代表を決めた。
この階級は、昨年の世界選手権で土性がメダルを逃し、五輪代表には決まらなかったものの、5位に入ったことで出場枠は獲得。優勝すれば代表に決まる同12月の全日本選手権決勝では、決勝で森川に敗戦。プレーオフまでもつれ込んでいたが、意地で雪辱して代表切符を死守し、「人生を懸けて挑戦してきたので、とりあえず勝てて良かったです」と胸をなで下ろしていた。